たくさん使えば痛くなるわけではない
2023/08/26
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
夏の高校野球もあっという間に終わりました。
軟式野球は今やってますけどね。
知らない人も多いですが、今は一部の試合はネット配信で見ることができます。
さて、この表題、
「たくさん使えば痛くなるわけではない」
ですが、実際には、痛くなります。
使いすぎると筋肉痛になりますが、これはケガではないので除外します。
前回、高校野球の球数制限のところでこんな話をしました。
「たくさん投げることによってどこを痛めるのか、どこが悪いのかがわかるようになります。
そう考えれば、痛めることも大事な気もします。
(痛めない投げ方をマスターするチャンスでもあります。)」
「ピッチャーの肩は消耗品ですが、たくさん投げないと強くなりません。」
球数制限って本質的に何の解決にもなってないんです。
投げなければ痛くならないけど、投げれば痛くなるのでは何の意味もありません。
日常生活に置き換えれば、必要な動きだけどやれば痛くなるけどやらなければ大丈夫、って言ってるのと同じですから。
必要のないことはしなくてもいいのですが、必要なことはしなければいけない。
ならば痛くならない使い方を覚えなければいけません。
筋力不足ならば筋トレが必要になりますが、使い方が悪いのなら使い方を覚えないといけません。
最小限の労りは必要だと思いますが、過度な労りは虐待、「やさしい虐待」でしかありません。
たとえば、膝が痛いから歩くな、ではなく痛くならない使い方を覚えないといけないんです。
歩かないと他も悪くなりますから。
簡単ではありませんが、避けてはいけない問題です。
これは私の仕事の一部分です。
もちろん、投薬や手術を併用することもありますが、最小限にとどめたいものです。
たくさん使っても痛くならない、
たくさん歩いても大丈夫、
重いものを持っても腰は痛くならない、
立ちっぱなしでも腰も膝も痛くならない、
これ、可能なんです。
早目に対策すれば楽勝です。
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