局所だけ診ても意味はない
2023/07/07
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
我が家には老犬がひとり(１匹か)いるのですが、４日前から調子がおもわしくありません。
中型犬で17歳5ヶ月となると、人間換算で85歳ぐらいでしょうか。
体調を崩して立てなくなりました。
ここのところ、後ろ足の筋力が落ち、左の前足も力が入らない状態で、なんとかヨタヨタ歩いてました。
この矢印のとおり、足のうらで踏ん張れず甲でなんとか立とうとしますが、さすがにこれでは立てません。
こうなる原因はたくさんありますが、とりあえず、有力な方法を探ってみました。
ただ単に足のうらをつけるように調整してもうまくいきません。
その上、人間でいえば肘にあたるところを動かしたりしてもうまくいきません。
で、その上、肩関節を本来動くべき方向に動かすと足のうらをきちんとついて動けるようになりました。
誰がみてもはっきりわかるレベルです。
そんなわけで、肩からしっかり動かしていってしっかり歩行のリハビリをしていきます。
もちろん、後ろ足のリハビリもします。
もう少し、しっかり動けて長生きしてほしいですね。
局所だけ動かしても結果は出ません。
(たまにうまくいくこともありますが、そんな例は少ないです。)
これって、人間も同じです。
手首が痛いからといって手首だけをさわってもうまくいきませんし、肘が痛いからといって肘だけをさわってもうまくいきません。
(これも、たまにうまくいくこともありますが、そんな例は少ないです。)
少なくとも肩まわりは触りますね。
その方がうまくいく確率は高いです。
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