足の親指の筋肉について③
2022/10/06
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
前回の続きです。
現代人は足の指、特に親指(以後、「母趾」といいます)が使えていない人が多いです。
歩く時、立つ時に外側、小趾側に偏って重心がかかってしまっていることが多いからです。
母趾の筋肉はしっかりきたえる必要がありますがなかなかうまくいかないこともあります。
働き別にお話してみましょう。
今回は母趾を外転、内転させる筋肉です。
●母趾外転筋
母趾を外転させる筋肉です。
母趾の基節骨から踵骨にかけてついていますが、強い力を発揮します。
足首の動き、底屈させる筋肉でもあります。
長母趾屈筋と合わせて、この筋肉が働かないとしっかり踏ん張れません。
●母趾内転筋
母趾を内転させる筋肉です。
母趾の基節骨から足の甲の骨やMP関節にかけてつきます。
これも足のインナーマッスルといってもいいでしょう。
内在筋ともいいますね。
強く動く筋肉ではありませんが、この筋肉が弱いと外反母趾になりやすくなります。
足の指は意識して動かさないといけませんが、現実にはなかなかしないものです。
タオルギャザーやグーチョキパーあたりがいいでしょう。
するのとしないのでは大違いです。
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