足のつりに有効なツボ
2022/09/23
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
本日9/23は二十四節気でいえば「秋分」です。期間でいえば 9/23~10/7 です。
秋分は、太陽が真東から登り真西に沈む日。秋のお彼岸です。 593年、聖徳太子によってひらかれた大阪 四天王寺では秋分の日、西門にすっぽりと太陽が沈むことで、今もお詣りの人がたえないのです。 四天王寺は、上町台地と呼ばれる大阪に古くからある高台の地層の上にあるため、かつては西門から見える世界はどこまでも海。 その西の海に沈むお日様を見つめることで、西方浄土に想いをはせる仏教の「日想観」の修行の場として知られています。 今では西門から見える景色は、民家の屋根で埋めつくされいて想像もできませんが、このあたりの地名は今も「夕日ヶ丘」と呼ばれています。 秋分の声をきくと、朝夕の気温差も大きくなり秋が日に日々深まりゆくようです。
筋肉は脳からの指令を受け取って伸び縮みします。足の筋肉もどれくらい伸びているか、縮んでいるかを筋肉から脳へ信号を送り、伸び縮みのバランスをとっています。スポーツで大量の汗をかき、塩分・ミネラル不足になるとか、冷えて血行不良で筋肉が緊張をつづけるとか、加齢で新陳代謝の低下、筋肉量の不足などでふくらはぎの筋肉センサーから脳への信号がうまく伝わらず、伸び縮みの調節ができなくなっておこるのが「足がつる」「こむら返り」です。
東洋医学では「肝は筋を支配する」という言葉があり、筋肉の働きをコントロールするのは「肝」の役割。
激しい運動などで血液を全身に供給しつづけ「肝」にたくわえた血液が不足したり、ストレスによって「肝」の働きに過剰な負荷がかかりつづけると、筋肉に異常がおこります。手足のしびれやけいれん、足がつるなどは、筋肉のスムーズな機能をコントロールしている「肝」の異常といえるのです。
また、全身に血液を循環させるのは心臓 ですが、東洋医学では血液をたくわえ、全身の血液量を調節するのは「肝」の役割です。心臓と「肝」が正常に働いて全身に十分な血液がめぐることで、カラダはスムーズに動きつづけるのです。
この時期、足のふくらはぎがよく引きつるのは、涼しくなった頃に出てくる夏のつかれが原因です。夏の暑さの中、フル回転で働いていた心臓のつかれが「肝」の機能低下とともに第2の心臓といわれているふくらはぎに反映され、異常がおこりやすくなると考えられています。
[ 秋分のツボ ] 足のつかれ、足がつる時に
承山(しょうざん)
ツボのとり方
つま先立ちをしてアキレス腱をふくらはぎの方へなで上げていくと、へこみがあります。