肩関節の分類 ー 肩甲胸郭関節について
2022/07/10
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
日曜解剖学講座です。
肩関節のひとつ、肩甲胸郭関節についてお話します。
肩甲胸郭関節は肩甲骨と胸郭(肋骨)をつなぐ関節(肩甲骨の裏側と肋骨の背中側の関節)です。一般のイメージのような関節、というより、筋肉で支えられた肩甲骨が肋骨の上を滑りながら動きます。
関節の動き、つまり、肩甲骨の動きです。
肩甲上腕関節の動きだけでは限度がありますが、この肩甲骨の動きをよくすることにより、可動域が上がるのと、肩甲上腕関節に関わる筋肉の負荷を減らせます。
内転:大菱形筋、小菱形筋、僧帽筋中部、僧帽筋上部、僧帽筋下部
外転:前鋸筋、小胸筋
上方回旋:菱形筋、前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部
下方回旋:小胸筋、菱形筋、肩甲挙筋
挙上:肩甲挙筋、菱形筋、僧帽筋上部
下制:僧帽筋下部、鎖骨下筋、小胸筋
肩甲胸郭関節は肩の動きをよくしたり、肩周りの筋肉の負担を減らしたりするためにとても重要な関節です。
筋肉も肩甲上腕関節に関わるスター筋肉ではなく、地味な筋肉ですがとても重要な筋肉です。おろそかにするとひどい目にあいます。
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