外旋六筋はメンテナンス次第で安定度が増す
2022/05/15
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
日曜解剖学講座です。
股関節は重要です。
前回の外旋六筋のストレッチとトレーニングについてお話します。
股関節のインナーマッスル「外旋六筋」とは
主に股関節を外旋させる筋肉で、短い筋肉が集まっています。
日常生活では、股関節を外旋させる場面は多くありませんので、外旋六筋が硬い人は、硬いまま生活できてしまいます。
しかし、この外旋六筋は、股関節にとって非常に重要な役目を果たしています。
足が固定されているようなとき(床に立っているときなど)は、骨盤を回旋する運動に筋肉は活躍します。
特に内旋した状態から外旋するときに働きます。
立位で行うスポーツでは、足を固定して回旋する動作が多いと思うのですが、下半身を安定させつつ上半身を回転させる動きに対して、とても大きく貢献します。
外旋六筋がしっかり働くことで、下半身から上半身までの連動した回旋運動が可能になります。
反対に外旋六筋が働きにくい場合は、上半身の回転に頼ることになってしまいます。
格好も良くないですし、バランスは悪く、故障のリスクも高くなります。
筋肉を柔らかくするには筋トレのあとにストレッチを入れるとかなり効果的です。
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