選抜高校野球観てきました
2022/03/23
住吉ゆき整体院(Yuki Judo Therapist Space)です。
一昨日(3/21)に選抜高校野球を観に行ってきました。
第３日の第2試合と第3試合です。
レフト側のバッスクリーンの橫からだとこんな感じです。
セラピスト兼トレーナーの目線から見て、どういう動き方をしているのか、というのをチェックするのが目的です。
もちろん、こういうところに出てくる選手なのでどの選手も上手いのですが、釈然としないところもあります。
なぜなのだろう？とは思ってよくみると、例年の選手と比べると下手なんです。
コロナ禍のため練習量が少ない、というのもあります。
実は、試合結果は高い確率で試合前でわかることもあります。
前評判や過去の試合のデータはあまり関係ありません。
そう、試合前のシートノックの前のボール回しを見ればほぼ当たります。
(ピッチャーの出来なんかで外れることはたまにありますけどね。)
今回、第2試合と第3試合を見てもわからなかったんです。
4校とも下手だったんです。
もちろん、緊張とかもあってうまくいかなかった、というのはあったとは思います。
例えば、大阪の大阪桐蔭高校や履正社高校なんかはいつ見ても速くて正確です。感動するボール回しです。このレベルを見ているとどこの学校を見ても下手と思ってしまうかもしれません。
キャッチボールやボール回しは野球の基本中の基本でもあるんです。
キャッチボールが下手だとバッティングも間違いなく下手です。
なぜなら基本の動きが同じだからです。
脚を使って背骨を回旋させて投げる、脚を使って背骨を回旋させて打つ。
全く同じです。
小学生の野球を見てると大半の子が出来てません。
指導する大人の大半がこういったことを知らないのですから仕方ないのですが、残念なことです。
今大会、ロースコアの試合が多いですが、基本の動き、基本の体の使い方が出来ていないように見えます。
小手先の技術やパワーなんかはすごいんですけどね。
表面上は出来ているように見えるんですけど、いいピッチャーに当たると打てませんね。
ひょっとしたら練習時間が減った関係でキャッチボールをはしょっているかもしれません。
バッティングが不調なのなら、素振りやバッティング関係の練習ではなく、基本に帰って、脚を使って速いテンポのキャッチボールをした方がいいのかもしれません。
そもそも、悪いままの状態で練習しても悪くなるだけです。
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