猫背を改善させるカギは背筋

背中がカチカチなのは女性の方が多い、というお話をしました。

猫背を気にするのは女性が圧倒的に多いです。

猫背の人の性差はそれほどないように思いますが、女性の方が治しにくい、とは思います。

背筋が弱いから、という理由と、その他諸々女性特有の理由です。

 

猫背矯正をするにしても、軽度であれば肩甲骨の位置を元に戻して動くようにすると改善できますが、重度ならこれでは何の変化もでません。

 

日常生活では巻き肩になりやすかったり、骨盤が前傾だったり後傾したりしやすくなったり、背骨(胸椎)が丸くなりすぎたりします。

 

このうち、巻き肩を直すのがいちばん簡単です。

巻き肩と比べてやらなければいけないことがたくさんあります。

 

体幹のインナーマッスル、腹横筋・骨盤底筋・多裂筋・横隔膜に連動させるアウターマッスル、前側の腹直筋と後側の広背筋の関係は重要です。 

 

 

施術していて、肩甲骨は良く動くようになっているのに良くならない、ということがよくあります。

ところが体を後に反らせない。

結局のところ、姿勢は少なくともいい状態になるまでは意識し続けないと、良くなりませんが、いちばん意識するのを忘れるのが広背筋です。