背骨の可動域について
2020/12/19
神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
背骨のお話をしましたが、背骨は動くべき背骨と動いてはいけない背骨があります。
もちろん、それぞれの背骨にはそれぞれの可動域があります。
実際には少しだけ動きます。
安定していないといけないところです。
頸椎は動きすぎてはいけない背骨です。
重い頭をささえないといけないので筋肉でささえてはいますが、それほど強い筋肉ばかりではないため動きすぎてはいけません。
意外と動いてくれないとまずいのは胸椎です。
体を後に反らすのはあまり得意ではありませんが、この動きもできないとまずいです。
そもそも、肋骨でささえられているのでしっかり動かすことは可能です。
ただし、胸椎と腰椎の境目、胸腰椎移行部は痛めやすいので注意です。
胸椎が動きにくいと腰椎や頸椎に関係する腰や首、わき腹に負担がかかります。
腰は捻る動きが苦手ですし、首もゆっくりでないといけません。
「腰を捻る」
という表現はまちがいです。
「胸椎を捻る」
「股関節を内旋する・外旋する」
といった表現の方が正しいでしょう。
大事な背骨は胸椎、
そして、股関節です。
住吉ゆき整体院はこれをメインでアプローチします。
症状にもよりますが、流行りの腰部脊柱管狭窄症もこれだけで手術しなくてもすむ可能性が高いでしょう。