おしりの痛い人へ
2020/12/05
神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
おしりが痛い人向けのお話です。
施術していても、自覚症状の有無に係わらずおしりの筋肉がかたい、もしくはかたまっていている人は多いです。
そして、腰や股関節に痛みや違和感を訴えることが多いです。
膝もですけど。
以前にもお話しましたが、これは表面のアウターマッスルである大殿筋などが酷使されてかたまっていているのです。
本来なら股関節を安定させるインナーマッスルでもある深層外旋六筋(梨状筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋)が機能すればこんなことはおきませんが、実際には使えなくなっている人が多いです。
インナーマッスルが使えない状態だと外側のアウターマッスルで支えることになります。
支えてなおかつ動かすことになりますのでアウターマッスルは負担がかかります。
強い力で動かすとアウターマッスルが動きます。
インナーマッスルを動かすにはゆっくり力をぬいて動かすのがコツです。
インナーマッスルは鍛えるのではなく使えるようにするのです。
大きくなりません。
使えるようにすることでアウターマッスルの負担を減らし、スムーズに動かせるようになります。
この外旋筋を鍛えてもおしりは大きくなりません。鍛える、というより使えるようにするのです。