痛みは大事なサインです
2020/11/29
神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
私は趣味と実益を兼ねてヨガをしています。
前回、こんな出だしで書きました。
本当はこっちの方のお話がしたかたったので続けます。
先日、ヨガを習いにいった時のことです。
終盤にさしかかった時に、「らくだのポーズ」をやってみましょう、ということになりました。
これが「らくだのポーズ」です。
背骨を後屈させる、肩甲骨を内によせる、おなかを前につき出す、といった動きが必要な難易度の高いポーズです。
姿勢改善、肩こり防止、肩周りの緊張をとるためにリラックス効果、体幹の強さも要求されます。
で、やってみたところ、私は左の腕の裏側、上腕三頭筋がつってしまいました。
ここがつるのは日常生活ではなかなかないのでなかなか新鮮でした。
原因としては、左の肩甲骨が内に入っていることでした。
この状態ならまず肩甲骨を内によせる時に上腕三頭筋が伸ばされます。
そして、背骨を伸展させる時に肩甲骨がもっと内によるので上腕三頭筋がもっと伸ばされます。
そこに肘を伸ばして指先をかかとに近づけようとすると上腕三頭筋がもっと伸ばされます。
これらの動作を同時に速くやるとつりやすくなります。
こういった形で痛みが出ると、どこがどう悪い、ということがわかります。
痛みは悪いところを示すサインです。
かたくなった筋肉をほぐすだけでかたづけてはなんの解決にもなりません。
住吉ゆき整体院では、緊急でないかぎり、かたくなった筋肉をほぐすだけの施術はしません。