腹部のインナーマッスルの使い方

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腹部のインナーマッスルの使い方

2020/09/26

神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
 
腹部インナーマッスルの使い方のお話です。

 
この中の「腹横筋」「骨盤底筋群」「横隔膜」についてお話します。
 
これらの筋肉も随意筋なので、指令を出して動かすと本来はそのとおりに動きます。
(例えば、太ももの前にある大腿四頭筋は股関節を屈曲させたり、膝を伸展させる作用があるのでその動きはできますが、いくら指令を出しても股関節を伸展する働きはありませんので、股関節を伸展することはできません。)

 
「腹横筋」は腹圧を上げる働きをします。つまりお腹をへこます働きをします。
お腹をへこますにしても、腹横筋は体のサイドから前にかけてあります。そのため、お腹を背中につける(今までお話してきた「お腹引き込む」ことです)ことも、サイドから腰椎をしめるようにも動かせます。
ただ、前もサイドも同時にしめるのは意外と難しいものです。
分割ですることから始めて少しずつ同時にするようにしていくといいでしょう。
 
呼吸しながら(吐きながら)するといいでしょう。
力を入れるとアウターマッスルがたくさん動いてしまいます。
息を吐きながらだとインナーマッスルがメインで動きます。
 
①吐きながらお腹を背中に近づける
②吐きながらお腹のサイドをしめる
③吐きながら肛門をしめる(腟をしめる)(これは骨盤底筋の動きです)
なれてくると同時に2つ3つできるようになります。
(④息を吐くと横隔膜が上に上がる)
 
横隔膜と骨盤底筋の関係です。横隔膜と骨盤底筋は呼気(息を吐く)時には上がります。
 
上手くできるようになると①②③④は同時にでき、腹圧がしっかり上がります。
 
骨盤の開きが気になる人は③をしっかりやりましょう。
 
骨盤の開きやダイエット、スポーツでのパフォーマンスアップ、腰痛防止にも効果的です。
 
みてくれだけのシックスパックは役にたちませんが、このインナーマッスルを鍛えることはメリットしかありません。