胸椎が動きやすくなると肩や首が楽になります
2020/09/17
神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
前回の続き、今回は胸椎について補足します。
胸椎は、わりとよく動く脊柱です。
胸椎が動きにくいと様々なところに痛みや動きにくさなどの不具合がでます。
【胸椎の可動域】
屈曲40° 伸展25° 回旋60° 側屈25°
くどいですが、胸椎の可動域です。もちろん、これは頸椎の全体の平均です。胸椎は12個ありますが、それぞれの椎体の可動域は違います。
本来、胸椎の可動域が上がることによるメリットはこちらの方が感じられるので、先にお話するべきところでしたが、腹斜筋の関係とウエストのくびれを先にしてしまいました。
胸椎が動きやすくなると、肋骨が動きやすくなり肋骨の間の肋間筋も緩みますので呼吸がしやすくなります。
肋骨が動きやすくなると肋骨からついている筋肉や、胸椎、胸骨、鎖骨からついている筋肉の動きがよくなります。
(胸椎が動くと表の胸骨、胸骨からついている鎖骨の動きがよくなります。)
この筋肉、上半身の大半を占めます。
肩の動きはもちろん、首も楽になりますし、背中も楽になります。
次回は胸椎が動きやすくなるエクササイズのお話をします。