胸椎が動かないと様々な痛みが出てしまいます
2020/09/16
神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
前回の続き、股関節については以前にもお話していますので、今回は胸椎についてお話します。
胸椎は、わりとよく動く脊柱です。
胸椎が動きにくいと様々なところに痛みや動きにくさなどの不具合がでます。
【胸椎の可動域】
屈曲40° 伸展25° 回旋60° 側屈25°
このへんは前回お話したとおりです。
施術していて、背骨、特に胸椎が動かない人が多いように感じます。
こういう人は、首や腰に痛みや動きにくさを訴えます。
胸椎が動きにくい人はこれ以外にも問題があります。
胸椎は回旋しやすい背骨です。回旋しにくいと腰周りに無駄な肉がついてしまいます。何の役にもたちません。腰痛防止のコルセット代わりの筋肉にもなりません。
具体的にいえば、体の横の腹斜筋が働きません。腹斜筋は体を回旋しながら側屈する筋肉です。この筋肉がかたくなってしまいます。
胸椎が回旋できると腹斜筋が使えるようになるので腰痛防止になったり、ウエストのくびれがでたりもします。
他にもいい作用がありますが、それは次回にお話します。