背骨はやっぱり大事です
2020/09/15
神戸市東灘区住吉駅前の住吉ゆき整体院です。
脊柱は体の骨格の基本です。
頸椎(5個)・胸椎(12個)・腰椎(5個)・仙椎(仙骨)(5個(1つにみえる))・尾骨の順で並んでいます。
ちなみに腰椎は安定の脊柱ということで意外と動きません。
「腰を捻る」という表現をしますが、腰椎はほとんど捻れません(後述)。
胸椎は、わりとよく動く脊柱です。
胸椎が動きにくいと様々なところに痛みや動きにくさなどの不具合がでます。
【胸椎の可動域】
屈曲40° 伸展25° 回旋60° 側屈25°
【腰椎の可動域】
屈曲50° 伸展15° 回旋10° 側屈20°
【股関節参考可動域】
屈曲125° 伸展15° 外転45° 内転20° 外旋45° 内旋45°
例えば、「腰を捻る」動作ですが、実際には、
上半身は胸椎を回旋する動作、回旋しきってから腰椎を回旋します。胸椎を回旋しながら腰椎を回旋することもあります。
もちろん、この「腰を捻る」動作が大きくなると、下半身の股関節も外旋や内旋します。
そのためかなり回旋できるわけです。
(下半身からの動き、股関節の外旋・内旋+腰椎の回旋+胸椎の回旋もありますね。)
この中で、胸椎や股関節の動きが悪いと腰椎に負担がかかり腰を痛めやすくなります。
(もちろん、胸椎や股関節を痛めることもありますね。)
腰が痛いからといって、腰が悪いとは限りません。
むしろ違うことの方が多いかもしれません。