きちんと立てれば体は守られます
2020/08/27
前回「山のポーズ」、「タダーサナ」についてお話しましたが補足しておきます。
姿勢をきれいにして立とうとすると、肩甲骨を開いて腰を反らして維持しようとします。
このやり方なら、ずっと体に力が入りっぱなしです。長時間立てません。
ということでこれです。
「へそをお腹に引き込むイメージで(腰が反らないように)」
こうすることで腰のアーチがでます。一見腰を反らしているようにもみえますが、腰を反らさなくても腰のアーチが出ます。
これは、腹横筋を使って姿勢を安定させる、ドローイングしながら安定させるということです。
これができれば腰周りに自前のコルセットがある状態ですので腰痛がおきにくいです。
我々の治療院業界では猫も杓子も骨盤矯正をアピールしています。
もちろん、土台として骨盤の位置を安定させることは大事です。
骨盤が安定すると肩や首の位置が正常に近い状態になりますので改善されることが多いです。
でも骨盤より大事なのは足首です。
ないがしろにされやすい足首。
足首は荷重関節で狂いやすいです。
股関節から先もひっくるめてしっかり診るべきです。