夏は上腕三頭筋を鍛えましょう
2020/07/09
前回上腕二頭筋ではなく上腕三頭筋を鍛えるべきというお話しをしました。
上腕三頭筋は力こぶが出る方と反対の方です。
気にする女性が多い振り袖のところです。
肘の先についていて肘を伸ばす時に使う筋肉ですが、3本の筋肉のうちの1本は肩甲骨の奥(下の方、関節下結節といいます)についているため肩の動きにも関係しています。
そのため、巻き肩だったり猫背だったりするとあまり使われなくなるため筋肉が痩せて振り袖になったりもします。
ちなみに、ここを鍛えると巻き肩も猫背も解消されますし、肩の動きが良くなります。
私も最近ここを鍛え始めたせいかしっかり筋肉痛です。筋トレは筋肉痛が出るまでしないと効果は出ませんけど
似て非なるもので筋肉痛と挫傷(肉離れ)ですが、同じなのは筋肉に損傷があるところだけです(筋肉痛は微小断裂で挫傷はもっと大きい断裂です)。
筋肉痛は繰り返しの筋肉の伸び縮みで損傷したもの、挫傷は強い力で筋肉が伸ばされて損傷したものです。
上腕三頭筋はペットボトルなどのおもりを使うといいでしょう。
私は上腕三頭筋地面と平行にして肘が下に落ちないようにゆっくり肘を曲げたり伸ばしたりします。伸ばす方をできるだけゆっくりです。私は2Lのペットボトルに水を入れたものを使いますが、状態に応じて1Lや500ml でもいいでしょう。
肘の位置は好みでもっと上にあげても下に下げてもかまいません。
無理すると肘を痛めてしまいますので注意してください。
肘の構造上、曲げ伸ばしはできますが、ねじってしまうと高確率で痛めます。
私も、以前に肘の離断性骨軟骨炎をやっているので無理はしません。