足先の開きにご用心
2020/06/08
骨盤の開きについてお話した時にこんな絵を使いました。
じつは、骨盤が開いてなくても足先が開くことがあります。
ひょっとしたら、そっちの方が多いかもしれません。
股関節の外旋でこんな状態になるのですが、股関節の外旋筋はインナーマッスルである外旋六筋です。
ちなみに外旋六筋とは、
梨状筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋です。
こちらを参考にしてください。
外旋六筋は強く働く筋肉ではありませんが、この筋肉が働かないとアウターマッスルの本来なら外転メインで動くはずの外転筋が外旋まで動いてしまいます。となると、働き過ぎるためにかたくなり仰向けになった時に必要以上に開いてしまいます。将来的に骨盤が開く原因にもなり得ますが、そうでなくても痛めやすくなります。
外転筋はこちらを参考にしてください。
ちなみに外転筋は、
大臀筋、中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋です。
こちらを参考にしてください。
ちなみに内転筋が弱くなったり、腸腰筋がかたくなったり弱くなったりすると一層顕著になります。
もっとも、こんな状態になると腰も痛くなりやすいので要注意です。