首周りの筋肉について
2020/03/07
肩関節のお話をすると首のお話をしないと示しがつきません。
重要な筋肉はこの3つです。
・胸鎖乳突筋
・斜角筋
・僧帽筋
肩こりの訴えの出る筋肉だったり、姿勢に絡んだり、呼吸に影響したり、いろいろとあります。
・胸鎖乳突筋ー首の側屈、回旋
これらの筋肉役割は
・姿勢改善
・首こり(肩こり)の軽減
・疲労感の軽減
・大事な神経の保護力の強化
・バランス感覚の強化
・呼吸器の機能向上
・姿勢改善
胸鎖乳突筋を鍛える事によって頭部が安定し姿勢改善が望めます。
胸鎖乳突筋は人の体重の10%あると呼ばれている頭部を支える首の主要筋肉です。
ここを鍛えると頭部が不安定になるのを防ぎ姿勢改善に繋がります。
・首こり(肩こり)の軽減
胸鎖乳突筋や僧帽筋を鍛える事によって姿勢改善に繋がり首こりや肩こりが軽減されます。
胸鎖乳突筋強化による姿勢改善と僧帽筋を鍛える事によって背中の筋肉が後ろに引っ張られて胸が張ることによる2つの姿勢改善効果により肩の血行が良くなり首こりや肩こりが軽減されます。
・疲労感の減少
首の筋肉を鍛える事によって姿勢改善や首こりの軽減が望めて身体に掛かる負荷も減るので疲労感も減少します。
首が凝り固まった状態だとそれだけで頭が重く感じられ疲労感も増してしまいます。
・大事な神経の保護力の強化
脳から脊髄に掛けて首には大事な神経がたくさん通っています。
この部位にある筋肉を鍛える事によって安定性を高め外部の衝撃などからその神経の保護力を強化できます。
首の筋肉が弱いと衝撃によって簡単に頭がぐらついてしまい内部の神経も傷つけてしまいます。
首の鍛える事により簡単にはぶれない頭部に鍛え上げへし折られないようにしています。
・バランス感覚の強化
アメフトやラグビーなどぶつかり合いを余儀なくされるスポーツなどでは首の筋肉を鍛えることが必須です。
ぶつかった衝撃で簡単に首がぐらついてしまっては目線もぶれてしまいバランスが保てないのです。
相手にぶつかられても頭部がぶれない首に鍛え上げる事によってバランス感覚が向上します。
・呼吸器の機能向上
斜角筋を鍛える事により呼吸機能が向上します。
斜角筋は肋骨上部と繋がっておりその部位を広げる事によってスムーズな胸式呼吸を可能にしています。
斜角筋が鍛えられると肋骨上部を広げる力が強まるので呼吸機能が向上します。
また、これらの筋肉にトラブルが起こると、首や肩、腕にしびれや痛みが出るので要注意です。