内転筋と腸腰筋の弱化にご用心
2020/02/06
前回は「腸腰筋」と「内転筋」の作用についてお話しました。
今回は「腸腰筋」と「内転筋」が弱ることによる問題についてお話します。
「腸腰筋」「内転筋」の作用を考えるといいかえれば、”弱るとどんな不調が起こるのか?”もわかります。
腸腰筋が弱ることによる不調とは?
・姿勢が悪くなる→猫背、反り腰、骨盤の歪み
・呼吸が浅くなる→慢性疲労、力み、イライラ
・体が動きづらくなる→腰痛、足のハリ
・血流が悪くなる→足の冷え、むくみ、便秘、生理痛
内転筋が弱ることによる不調とは?
・骨盤・股関節が不安定になる→骨盤の歪み、XO脚、生理痛、足のハリ
・骨盤底筋群が働きにくくなる→便秘、生理痛、尿もれ、腰痛
・血流が悪くなる→足の冷え、むくみ、便秘
背骨・骨盤・股関節に付着する「腸腰筋」「内転筋」が弱くなれば、骨格が歪み、姿勢が悪くなります。
「腸腰筋」「内転筋」に沿って太い血管が通っているので、2つが弱くなると血流も悪くなります。
ということは、「腸腰筋」「内転筋」を鍛えることで、これらの不調を解消できるということです。
もう少し続きますので後程。